インターネットを使用していると必ず目にするであろう、「www」の表記。
よく見るけど、結局これって何なんだろうって思いませんか?

wwwがついているサイトとついてないサイトって何が違うのか?

今回はそんなwwwのについて解説致します。
wwwについて知ってさらに、wwwの有りと無しを統一できるようになりましょう。

wwwってよく見るけど何なんだろうね?

wwwについては、当然知ってるけど、いざ説明してって言われたら「・・・・」ってなるよね

草生えるwww

それじゃないのは確か

「www」とは結局なに?

「www」とは何となく聞いたことがあると思いますが、「World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)」の事です。
webは蜘蛛の巣という意味になります。

世界中を蜘蛛の巣のように繋ぎ、情報を閲覧できるようにする仕組み。
簡単にいうと、インターネットのことですね。

蜘蛛の巣

蜘蛛の巣と表現してるのが、オシャレですね。

URLに含まれる「www」について

URLの中にも「www」が含まれていますが、これは元々ウェブサーバーを識別するために付けていたホスト名であり、現在は特に深い意味はないようです。

結論としては、「www」がついていても、ついていなくてもどっちでも良いです。

wwwの有り・なし どっちが多いか調べてみた

あってもなくてもと言われても。。。
と思うかもしれませんので軽く調べてみました。

日本を代表する大企業、トヨタ自動車や三菱商事など、上場企業上位20社のコーポレートサイトのURLを調べてみました。

その結果が下記になります。

上場企業上位20社

www 有りwww 無し
17社3社

ということで、圧倒的に「www」有りが多かったです。

日本の由緒ある大企業は昔からサイトを運用しているので、そのままwww付きのURLを使用しているということかもしれませんね。

メガベンチャー20社

ということで、新進気鋭のメガベンチャー、リクルートやメルカリなど、わりかし最近サイトを作成したと思われる企業も20社調べてみました。

www 有りwww 無し
8社12社

結果はこの通り、サイトの新しいメガベンチャーはwww無しのサイトの方が多かったです。

www 有り・無しの まとめ

上記の結果から、私の所管をまとめると・・
wwwがある場合は、昔から存在する大手のしっかりとしたサイトのイメージ。
wwwがない場合は、URLもすっきりとした洗練されたイメージ

といった感じでしょうか?
wwwを付けるか付けないかは、業種や会社のイメージをどうしたいかなどで決めるとよさそうですね。

URLの正規化をしておこう

wwwありのURLと、なしのURLこれらは別のページとして扱われるため、どちらのURLでもアクセスできると、「重複コンテンツ」や「評価の分散」などSEO的にマイナスになります。

URLの正規化をしっかり行ってSEO対策を行いましょう。

.htaccess を使用する

.htaccessのダイレクトを使用してURLを正規化します。

www有りに統一

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} !^www\. [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://www.%{HTTP_HOST}/$1 [R=301,L]

www無しに統一

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.(.+)$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://%1/$1 [R=301,L]

canonicalタグを使用する

canonicalタグを使用して、クローラーに正規のURLを指定する方法です。

<link rel="canonical" href="https://test.com/">

canonicalタグは全ページに指定しなければならないので、.htaccessが使用できる環境であればそちらの方が簡単だと思います。

以上 「www」についてと、URL正規化についてでした。